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Channel: 北の森での散策日記
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メダカチビカワゴミムシ・ヨツボシケシミズギワゴミムシ

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メダカチビカワゴミムシ


ヨツボシケシミズギワゴミムシ
メダカチビカワゴミムシとさらに小型のヨツボシケシミズギワゴミムシは庭で沢山見られるゴミムシです。(5月16日 札幌市)
今のコンデジは以前は難しかった小型昆虫の写真を簡単に撮れるので楽しいですね。

2011年の写真
身近な極小ゴミムシ

ミスジキリガ

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ミスジキリガ 2018年 4月24日 日本海側
カシワ林で糖蜜トラップをしたら飛来しました。
越冬キリガの時期としては終盤なので、あまり期待していなかっただけに飛来してくれて嬉しかったです。



この日フサヒゲオビキリガの飛来も一頭のみだったので運も味方してくれた感があります。



キンイロキリガ
糖蜜で寄せたのは初めて?かもしれません。



上からブナキリガ、?、ハガタキリバ、ホソバキリガ、ホソバキリガ、ホシボキトガリバ



アトジロキリガ
同時に行ったライトトラップにはアトジロキリガが一頭のみ飛来しました。

平地河川のゴミムシたち

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現場の状況確認も兼ねて平地の河川でゴミムシ探しをしました。
河川でのゴミムシ探しに没頭したのは2016年の春以降なので久しぶりです。
今年はゴミムシ熱が強いので色々と頑張ってみようかなと思います。(2018年5月15日 石狩管内)

今回は一通りゴミムシを見直して慣らしていく感じで、撮影に力を入れます。


おそらくチュウジョウヒラタゴミムシ
最も多く見られ付近の木の幹にも沢山付いている。



オオホシボシゴミムシ
この仲間はヒメゴミムシが多く、本種は一頭のみ確認。



ツノヒゲゴミムシ
今年はアナバネゴミムシを探しに行こうかなと思います。(予定)



キベリアオゴミムシ
多い。



ヒメキベリアオゴミムシ
多い。



ノグチアオゴミムシ
上流の石がゴロゴロしている場所に多いイメージ。
ここは別な環境の様で一頭のみ確認しました。



アオゴミムシ
ゴミムシ掘りを思い出す光景。



セボシヒラタゴミムシ ♀
ヒラタゴミムシとしては異質な存在。
何故足が真っ黒なのかは分からない。



キンナガゴミムシ ♂
セボシヒラタゴミムシもキンナガゴミムシもオスは上翅にツヤがありより綺麗。



ササジホソナガゴミムシ
湿地でよく見かける上翅が赤茶色のナガゴミムシ。



コガシラナガゴミムシ
各所で普通。



コホソクビゴミムシ
河原に多いイメージ。



エゾクロヒラタゴミムシ
結構個体数が多かったです。
最初オオヒラタゴミムシだと思いましたが、前胸の形が全然違います。



キアシヌレチゴミムシ
何を食べているかは不明。

他エゾアカガネオサムシ、トックリゴミムシなど
ミズギワゴミムシの仲間はまだあまり種数は見られませんでした。

ニワハンミョウの黒化型

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仕事帰りの寄り道で、2年前に来て以来の河川のゴミムシ観察ポイントへ行きました。(2018年6月7日 石狩管内)
ここの川辺はヨシが密生しているので、伸びきってしまったら入れません。
まずはヤナギの河畔林の中を、枝をくぐる様に進んで行きます。
見た所前よりも少し流れ着いたゴミが減ったように感じます。
微妙に湿った砂地環境があり流木の下にニワハンミョウが2頭見られました。


ニワハンミョウの黒化型と普通個体がいました。


ニワハンミョウ黒化型
道東の林道で見たことがありますが、石狩低地帯でははじめて。



ニワハンミョウ
普通のタイプ。
生態写真も撮りましたが砂がたくさんついていて見栄えが良くないのでタトウで展足したもので代用。
通常タイプの方が美しいですが黒化型が存在するという点が面白く、また通常型よりもレア度が上の様です。



エゾカミキリ
夕暮れ時、エゾカミキリが動き出す時間なので、一応枝に注意しながら進むとすぐに見つかりました。
撮影しようとすると落下。
多い種ではない様で結局追加はありませんでした。


北海道の虫好きは一度は見ておかなくてはならないと思うカミキリムシです。
恥ずかしながら初見で、このカミキリムシを見れて安心しました。
僕はまだジョウザンシジミやカラフトトホシカミキリなど超メジャーな種を探しに行ったことがないので未見です。
ここ2〜3年で車移動をする様になったので、来年からはそれらを見に行ってみようかなと思います。



フタキボシゾウムシ



ヤナギシリジロゾウムシ



ヤナギルリハムシ
前回別の場所で撮った写真ですが、今回もよく見られたので載せておきます。

河畔林内はフキとイラクサが密生していました。

続いて河川のゴミムシですが、あまり芳しい成果はありませんでした。


カワチマルクビゴミムシ
胆振地方以外でははじめて見ました。



マルクビゴミムシの一種
黒いマルクビゴミムシはエゾマルクビかクロマルクビのどちらかだと思います。
キタは東部の高い場所なのでここにはいません。

今年は色々予定があるので、このポイントを訪れるのはまた来年になりそうです。

ハエトリグモの睨み

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カタオカハエトリ
カタオカハエトリが睨みをきかせている様です。
カメラのディフューザーが目に映ってこの様な写真ができました。
カラフルで見た目もとてもかわいい。

カタオカハエトリ
過去の写真
3㎜ほどの小型のハエトリグモの仲間で、5月から初夏あたりまで見られます。
僕は一箇所でしか確認したことがありませんが広く見られるそうです。
付近の室内に侵入してくることが度々あり、今回も室内の窓ガラスで発見しました。
現地での個体数(僕はオスしか分からない)は少なくありません。

札幌市内で拾ったアシブトマキバサシガメの死骸

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札幌市内にある自宅の庭にピットフォールトラップを仕掛けてみようと地面を掘ろうとした時、まさにその位置でカメムシの死骸が目に入った。
拾い上げるとアシブトマキバサシガメっぽく見えるのですぐに図鑑で確認し、そうだと確信しました。
札幌市やその近郊ではあまあま珍しい種類(札幌の昆虫で◎であること以外確証はありませんが)の様です。
昨年の夏はツマグロマキバサシガメに出会っているので最近の僕はマキバサシガメ運がいい様です。
自宅に出現するカメムシ類は毎度毎度侮れませんね。


アリバチっぽい模様です。

光に集まるカスミカメたち 2017

18.6.2 ライトトラップ クマモトナカジロシタバなど

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2018年6月2日に南富良野町の山地でライトトラップをしました。

この時期の山地でのライトトラップは例によってマダラカミキリモドキが多く、蛾では春から初夏までの種類が見られました。


カバキリガ
春のキリガ代表格(僕はそう思っている)。



オオミズアオ
時を同じくして本種も見られるのだから面白いです。
この日は外灯でも多く、オナガミズアオモ見られました。



ウスハイイロケンモン
毎年出会っているような気がします。



アヤコバネナミシャク
5頭ほど確認。
ライトトラップに積極的に飛来する蛾なんですね。








ヒメカレハ♀
メスはなかなか見る機会がありませんね。



クマモトナカジロシタバ
ライトトラップを止める直前に来てびっくりの蛾。
ようやく本日初見蛾が飛来。
珍しいクマモトナカジロシタバでした。

・この日の初見or目ぼしい蛾
アヤコバネナミシャク 5頭ほど
クマモトナカジロシタバ 初見

遅ればせながらの6月初めの記事です。
クマモトとかナゴヤ(ナゴヤサナエ)とか北海道から見たら南の方の地名が入るとどうしても反応してしまいます。去年はタイワンウスキノメイガなんて言うノメイガにも出会いました。

オオヨモギハムシ

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オオヨモギハムシ 2018年6月16日 札幌市南区
山地の道沿いのフキの上にいたカップルです。
クリソリーナは兎に角採集して同定をする様にしています。


アイヌヨモギハムシ空沼型

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アイヌヨモギハムシ空沼型 2017年6月 恵庭市
山地のフキの葉裏にいました。
以前側溝に落ちているのも見ているので探せば沢山見つかりそうです。

18.6.29 ライトトラップ ヘリグロエダシャクなど

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近場の林縁でライトトラップをしました。
ここはヒメシジミやギンイチモンジセセリがよく見られる草原があり、蛾ではヒメキイロヨトウやクロオオモンエダシャクを確認した場所です。(6月29日 北広島市西の里)

☆この場所でのライトトラップや散策など
4月14日 ライトトラップ
8月1日 ライトトラップ もうヨシヨトウが出てきた
8月7日 ライトトラップ&外灯回り フタヤマエダシャクなど(前半のみ)
8月21日 ライトトラップ スジキノコヨトウなど
カバイロシジミを探して…


条件のいい日なので蛾の飛来がよかったです。


オオモクメシャチホコ Cerura erminea (Esper, 1783)
モクメシャチホコか本種かどちらが来るかの傾向はわかりません。



タデキリガ(タデコヤガ) Pseudeustrotia candidula (Denis & Schiffermüller, 1775)
美味しそうなクッキーバニラの様な蛾。



シラクモアツバ Bomolocha zilla (Butler, 1879)
多い蛾。



キグチヨトウ Phlogophora beatrix Butler, 1878とゴマケンモン Moma alpium (Osbeck, 1778)(ピンボケ)
キグチヨトウは2頭飛来しました。



キクビゴマケンモン Moma kolthoffi (Bryk, 1948)



キアシシロナミシャク Xanthorhoe abraxina (Butler, 1879)
ボロボロ個体ばかりだったのでやっとまともな個体を撮れました。



ミヤマクワガタ
クワガタは森があればだいたい何処にでもいるので探してみてください。



ネグロトガリバ Mimopsestis basalis (Wileman, 1911)
内・外横線の間の黒点付近に3つイボのように盛り上がっているのが気になります。



センモンヤガ Agrotis exclamationis (Linnaeus, 1758)
滲んだような紋に色合いが美しいモンヤガ。



クロシモフリアツバ Atuntsea kogii (Sugi, 1977)
初見。
どうしてもキノコヨトウの仲間に見えてしまうカギアツバの仲間。



別個体
2頭飛来しました。



カバイロアシナガコガネ
光に来たのは2度目だったっけ?



キクビヒメヨトウ Prometopus flavicollis (Leech, 1889)



ホシナカグロモクメシャチホコ Furcula bicuspis (Borkhausen, 1790)



カギアツバ Laspeyria flexula (Denis & Schiffermüller, 1775)
カギアツバ亜科のカギアツバ。
なのに国内では北海道にしか分布していない。



ヘリグロエダシャク Bupalus vestalis Staudinger, 1897
最後の最後に飛来したのは前から見たかった昼行性を持つエダシャク。
翅の表面は見せてはくれませんでした。

・今回確認した初見or目ぼしい蛾(頭数表記がないものは一頭のみの確認)
クロシモフリアツバ 2 初見
ヘリグロエダシャク 初見 昼行性で走光性もあり

ヘリグロエダシャクが大きな成果です。

大きなフタコブルリハナカミキリ

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フタコブルリハナカミキリ 2018年8月10日 札幌市厚別区
自宅の庭で捕れた本種がやけに大きく感じたので測定してみました。
測定の範囲はあっているか分かりませんが27ミリはありました。
各種図鑑では25ミリかそれを少し超える程度が上限として設定されていましたが、クワガタの例の様にそれを超える個体も出てくるということでしょうか。



自宅で確認したカミキリムシはこれで26種類目です。

クロルリハムシ

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クロルリハムシ 2018年7月8日 北広島市
地元で二箇所オトギリソウの生える良さそうな場所を知っていて、一箇所目はダメでしたが二箇所目で本種を見つけることができました。
オトギリソウの仲間には他にニッコウルリハムシも付きます。



ここでは数カ所にまとまって生えていますが、クロルリハムシが居たのは一箇所のみで、そこではまとまって見られました。
よくあるパターンですね。



クロルリハムシ
北海道REDでは希少種に指定されています。



オトギリソウの花

18.7.3 夜の森 クチバスズメなど

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7月3日、近所である札幌市厚別区で外灯回りをしました。
少し風があるためか蛾の飛来は悪く、ゴミムシの撮影に励みました。


クチバスズメ
少し南方系のスズメガ。
時折見られます。



アトマルナガゴミムシ
似た種のオオクロナガゴミムシも見られました。



不明種。
この仲間は分かりません。



おそらくコガシラナガゴミムシ
クロツヤヒラタゴミムシと共に沢山います。



キタクロオサムシ
ここら辺では一番よく見るオサムシ。



カギモンミズギワゴミムシ


同種
林内の湿地ではこのミズギワゴミムシばかりが目立ちました。



林内の沼にいたよく分からない生き物。
ヒル?



オニノヤガラ
立派なこのオニノヤガラは調べてみるとランの仲間の様です。

・今回確認した初見or目ぼしい生き物(頭数表記のないものは一頭のみの確認)

ここら辺は散々歩いてきましたが今までエゾマルガタナガゴミムシを見ていません。
少し進むと居ますが何故かここでは見たことがないのか不思議です。

18.7.14 ライトトラップ 浦幌町の海沿い

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7月14日、浦幌町の海沿いでライトトラップをしました。
海浜草原ではないので飛来する蛾に海っぽさは無いです。


マエジロヤガ
好きなモンヤガですが、いつも構図が決まらないことが多いです。



ハイイロヨトウ
小さな地味な蛾。
湿地で見られることが多い。



シロテンウスグロヨトウ



オオシロテンアオヨトウ
この位置から撮るとかっこいい。



ヒメシロテンアオヨトウ
オオの次はヒメ。



シロスジアオヨトウ
この際ハガタアオヨトウも来てくれたら嬉しかったけどそう上手くはいかなかった。



サカハチクロナミシャク?
オオシロオビクロナミシャクでしょうか。
ライトにも来るのですね。
道東でこのどちらかというのは難解ですね。



エゾコエビガラスズメ
道東でライトトラップをすると何処からともなく本種かシロスジキンウワバが飛来してくることが多い。
ホザキシモツケが多い証拠ですね。



ムラサキオオアカキリバ?
普通のオオアカキリバかもしれませんが、ムラサキオオアカキリバの可能性があります。
しかし一瞬で何処かへ行ってしまったため、断定ができない曖昧なレベルです。



ムラサキシャチホコ
日本の擬態王。
なかなか画力の高い模様です。



ユーラシアオホーツクヨトウ
オホーツク海側の猿払で見ましたが太平洋側の浦幌町でも見られました。



ミヤマヨトウ
かっこいい。
石狩低地帯にもいる様だが(僕は未確認)道東で見る機会の多い蛾。

・今回の初見or目ぼしい蛾(頭数表記のないものは一頭のみの確認)
ムラサキオオアカキリバ? もしもムラサキの方だったら珍品
ユーラシアオホーツク 去年は猿払村・滝上町で確認

18.7.15 ライトトラップ マメヨトウなど

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実は7月14~22日まで有給を取り道東(北海道東部)に行ってきました。
今回は二日目の7月15日、釧路町の湿地と林縁の付近でライトトラップをしました。
釧路市ではなく隣接した釧路町です。


ミヤマヨトウ
何度見てもかっこいいヨトウ。



エゾコエビガラスズメ
地元にはおそらくいないのでなるべく撮影してます。



年に1〜2回くらい見る蛾。





クロスジノメイガ
初見ノメイガ。



スジアカヨトウ
筋張った感じでアカモクメヨトウとは雰囲気が違いますね。





クシロツマジロケンモン
数頭飛来。



ミスジアツバ



マメヨトウ
新鮮な個体で、去年猿払で見た黒っぽい個体よりもこちらの方が綺麗ですね。



マダラツマキリヨトウ
シロスジツマキリの方はいつになったら出会えるのでしょうか。



シラオビアカガネヨトウ

・今回の初見or目ぼしい蛾(頭数表記のないものは一頭のみの確認)
クシロツマジロケンモン 4頭くらい
マメヨトウ
ナカオビチャイロヤガ 擦れ擦れだったので未掲載
クロスジノメイガ 2頭 初見
少し道東っぽい雰囲気が出てきました。

18.7.16 ライトトラップ① エゾウスクモエダシャク

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7月16日、釧路市の郊外の湿原でライトトラップを行いました。
今回は写真が多いので2回に分けて紹介したいと思います。

今回はヤガ科以外の種を載せます。


エゾコエビガラスズメ
安定の飛来。
シロスジキンウワバも見られました。



エゾウスクモエダシャク
今回見たかった蛾。
モクセイ科に付き、道東の湿地でも局地的で多くない種らしいです。
前翅内横線の形と後翅外縁のギザギザが印象的です。



ヤエナミシャク
ただひたすらギザギザな紋が面白いナミシャク。



スジモンカバノメイガ
初見ですがまともに撮れず。



ミツシロモンヒメハマキ
しっかりした紋があります。



コウスグモナミシャク
初見で2頭飛来。
コヤガの仲間に見えました。



クロモンドクガ
毎年ポツポツと見られるドクガ。



ヘイケボタル


光っています。

※初見や目ぼしい蛾のまとめは次回の記事で行います。

18.7.16 ライトトラップ② シーモンキンウワバなど

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前回の続きです。
7月16日、釧路市の湿原でライトトラップを行いました。
前回はヤガ以外、今回はヤガ科を載せます。


ナカオビチャイロヤガ
数頭飛来。
完品はいませんでした。



マメヨトウ
数頭飛来。
旬が過ぎたのか完品はいませんでした。



シーモンキンウワバ
嬉しい初見種。
派手な仲間の多いエゾキンウワバの仲間でも少し控えめ。
ただただかっこいい。


横から



別個体。
2頭飛来しました。



アカキンウワバ



オオキモンコヤガ
似た種にキモンコヤガがいますが、本種は初めてです。





シロスジヨトウ



こちらもシロスジヨトウ
数頭飛来。
こちらも旬が過ぎたのかもしれません。
マメヨトウよりもさらに局地的な感じがします。




タンポヤガ
沢山います。



コマエアカシロヨトウ



シロスジキンウワバ
数頭飛来。


・今回確認した初見or目ぼしい蛾(頭数表記のないものは一頭のみの確認)
シーモンキンウワバ 2 初見 完品
オオキモンコヤガ 初見
マメヨトウ 数頭 擦ればかりで完品なし
シロスジヨトウ 3~4 完品なし
ナカオビチャイロヤガ 数頭飛来 完品なし

エゾウスクモエダシャク 初見
コウスグモナミシャク 2 初見

ミツシロモンヒメハマキ 初見
スジモンカバノメイガ 初見

釧路の湿原ということで初めての環境だからなのか初見が多く得られました。
シーモンキンウワバとエゾウスクモエダシャクが特にうれしい成果です。

18.7.17 ライトトラップ キタウスグロヤガなど

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7月17日、根室市の林縁の湿地でライトトラップを行いました。


キタウスグロヤガ
標準図鑑によると草原やガレ場に生息するモンヤガらしいです。
湿地の蛾ではない様です。



キタウスグロヤガ
こちらの個体は少し雰囲気が違いますね。



カラフトアヤトガリバ
去年は上川町の山地で見ましたが、今回は平地での確認です。
山地性ではないのですね。
標準図鑑では「垂直分布に関しては,大雪山の山麓部から高山帯まで得られている.」と記されている。



キクセダカモクメ
初見。
去年のは違う種でこちらが正真正銘のキクセダカです。


前胸の角は出たり引っ込んだりするようです。
死んでしまったら引っ込むらしいです。



ギシギシヨトウ
いつも落ち着きのない蛾。



フタクロテンナミシャク
道東(北海道東部)でよく見てますが、石狩低地帯や近郊では見たことがありません。



ジョウザンヒトリ
偶然並びました。
偶然です。
止まり方に個性が表れています。



ライトトラップ片付け中に布の下にキタウスグロヤガが群れていました。
こちらは偶然ではなく意識的なものの様です。

・今回確認した初見or目ぼしい蛾(頭数表記のないものは1頭のみの確認)
キクセダカモクメ 初見
キタウスグロヤガ 4か5 初見

カラフトアヤトガリバ 2

他にはアカキンウワバ、シロスジキンウワバ、アオバヤガなど
湿地と林縁の環境でのライトでしたが、あまり湿地の蛾が見られませんでした。
ライトをする場所を探している最中、林道を進むと森の奥なのに動物園の様な匂いがしました。
こうなるとヒグマかもしれないという恐怖感が拭えません。
車に乗っているとはいえ怖いですね。

18.7.18 ライトトラップ 群れるキタウスグロヤガ

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7月18日、厚岸町の山地の荒れ地でライトトラップを行いました。


オオアカヨトウ
平地にもいるのだと思いますが、僕は山地でした見たことがありません。
中途半端な色と紋であまり注目はされませんが、見つけるといつも必ず撮影しちゃいます。



アサマキシタバ
ピカピカの完品はモコモコ感が強いです。



キタウスグロヤガ
現地では多く見られました。



キタウスグロヤガ②




コニワハンミョウ
本種をライトトラップで見たのは初めてです。



アオバヤガ



シロスジキンウワバ
道東のキンウワバでは見る機会が最も多かった。
ちなみにスズメガではエゾコエビガラスズメ。



オオハガタヨトウ
山地感の強いヨトウ。



ミヤマアカヤガ



幕の裏でキタウスグロヤガが一部に群れていました。
撮影する前はもっといましたがこの写真では6頭写っています。

・今回確認した初見orめぼしい蛾(頭数表記のないものは1頭のみの飛来)
2018年7月18日 厚岸町の山地の荒れ地
キタウスグロヤガ 10以上

飛来数も種数も少なかったですが、キタウスグロヤガは群れるということを知れました。

18.7.19 ライトトラップ コツマキウスグロエダシャクなど

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7月19日、道東の鹿追町の山地でライトトラップをしました。
じめじめした気温の高い日でとても蛾が飛来しました。
しかしキベリネズミホソバが多すぎて収拾がつかなくなり途中で撤収することになりました。


コツマキウスグロエダシャク
数頭飛来。
初見で唯一の成果です。



ミヤケカレハ
触角が立派。



キシタケンモン

・今回確認した初見or目ぼしい蛾(頭数表記のないものは1頭のみの確認)
コツマキウスグロエダシャク 初見 数頭飛来

キベリネズミホソバが多すぎて色々大変なため途中で撤収しました。
この遠方中はずっとヌカカに悩まされてきましたが、今回もものすごい数のヌカカが飛来しました。
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