Quantcast
Channel: 北の森での散策日記
Viewing all 1228 articles
Browse latest View live

マエジロヤガ、ムギヤガ

$
0
0
マエジロなヤガ2頭~


マエジロヤガ 2010年8月1日 札幌市厚別区
草に付くヤガ。
改めてみるとなかなかいい感じのヤガだと気づきます。



ムギヤガ 2009年8月15日 札幌市厚別区
ムギヤガはイネ科に付く。
外縁の白っぽいヤガは他にコキマエヤガがいて、こちらはキクなどの草に付く。
この流れだとキマエキリガも草につくのだろうか?


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

セマダラコガネ10連発!!

$
0
0
セマダラコガネ10連発!!
手に載せたらもごもごうごいてかわいいので大好きです。
スジコガネなどは手に乗せると液体を出しますが、セマダラはそんなことはしない。
良く見つかるし、飛んで逃げることもほとんどしないのでいい遊び相手になります。

そのかわいさは犬やトカゲなどのペットと通するものを感じます。

一時期セマダラコガネばかり撮影していました。
無性に好きです。(すべて2013年にて撮影)


7月6日 北広島市


7月7日 札幌市厚別区


7月10日 恵庭市


7月10日 恵庭市


7月10日 恵庭市


8月1日 札幌市厚別区 庭にて


8月7日 札幌市厚別区 庭にて


8月7日 札幌市厚別区 庭にて


8月8日 札幌市厚別区 庭にて


変異もあって面白いです


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

リンゴドクガの幼虫、成虫

$
0
0
リンゴドクガの幼虫は非常に目立ち色にも変異があり面白い。
成虫もオスメス違っていてなかなか面白い蛾です。



リンゴドクガ幼虫 2010年9月10日 札幌市厚別区
最もスタンダードな蛍光黄色タイプ。
自宅の庭にいた個体。
庭のプラムにでもついていたのだろうか。


人目線にはこう見える。真上写真。
触っても大丈夫です。
ドクガ科っていうだけ、名前だけです。
黒紋も不思議です。



赤系統の幼虫 2010年10月3日 北広島市
赤色タイプは、垂直な毛束の色が違うところが面白い。



白タイプの幼虫 2010年9月4日 北広島市
白は白。
はっきりとした綺麗な色をしています。



リンゴドクガ♂ 2010年6月14日 札幌市厚別区
リンゴドクガはかわいいらしい。
僕もそう思います。
リンゴドクガで調べると「リンゴドクガ かわいい」という検索ワードが出てきます。
いい傾向だと思います。



リンゴドクガ♀ 2011年7月2日 札幌市南区
僕が出会うのはオスばかり。
メスはあまり見ません。


リンゴドクガの擬死
触ろうとすると擬死をされる。
何か変な液体も出すので成虫はあまり触らないようにしている。


リンゴドクガ♂1 2010年6月14日 札幌市厚別区
色々なドクガで見る普通の擬死。
お尻からは濃い色の液体を出した。


リンゴドクガ♂2 2011年6月13日 札幌市厚別区
羽を広げての擬死。
肢も豪快に広げています。

足を広げて寝る人もいればうつぶせの人もいるようにリンゴドクガにもいろいろあるのでしょうか。
1は模範的。2は僕にはわざとらしく見える。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

庭にキレンジャクが来ました

$
0
0
庭にキレンジャクの小さな群れが来ました。
前見たキレンジャクでしょうかね。


キレンジャク 2月26日 朝7時過ぎくらい
ツグミの食べ残しのしおれたナナカマドに目を付けたようです。














雪上に降りての食事。
久しぶりに騒がしい庭。



近くの電線で30羽ほどの群れが見えました。
そこからちょこちょこと庭に来たり戻ったりを繰り返していました。



正面顔ドアップ
あれ?こんなにかわいかったっけ
前撮った正面顔も実は寄ると途端にかわいくなったりするのでしょうか。



3時間後の10時前、用事で移動中偶然キレンジャクに遭遇。
同じくらいの群れでした。




さっき庭にましたよね!!と聞きたいところです。



2月27日
次の日5羽ほどがまた庭に来てくれました。
今度リンゴ設置するのでまたきてくださいね


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

糖蜜トラップ第3弾

$
0
0
3月3日、10日ぶりに糖蜜トラップをすることにしました。

午後5時15分糖蜜を仕掛けに出発。
場所は前回のときと同じ森にしました。

雪上を歩いているとなんとエゾモモンガの滑空が見られました。
時間はまだ明るい5時31分。
その場に立ち止り観察。
どこへ行くのかなと思いきや、50メートルくらいの狭い範囲を行ったり来たりしていて不思議でした。
ビーと機械音いや虫の音のような鳴き声も何度か聞こえました。
今は発情期なのでオスが一緒にいるメスを守ろうとしているのかな?
エゾモモンガの方から10メートルくらいの距離まで近づいてきたのでビックリしました。
きっと近くに巣があるのでしょうか?
だとすると心当たりがあります。

10回ほど滑空する姿を見ることができました。
しかしこれ以上は平和主義のエゾモモンガには悪いと思い引き返しました。
引き返すときに横眼(周辺視)にも滑空が目に入りました。
明るい時のモモンガの滑空は、その体色のためもあり遠目にも観察しやすく非常に目立つということを実感。
運のいいことこの上なし。


6時過ぎ出発。
気温はマイナス1度、風はあるがそこまでではない。
ちなみに明日は雪の予報。
糖蜜は8か所に仕掛けた。

道中、外灯にフユシャクのような蛾がヒラヒラ飛んでいるのが見えた。
この時期にもう出ているのだろうか?


現場に到着、すぐにホシオビキリガ。
前回と同じでゴマダラ型が最も多い。


テンスジキリガ
前回の目標のキリガだった蛾で、ようやく出てきてくれました。
ホシオビキリガに続く早春のキリガだと思っていたので前回のエゾミツボシが意外でした。
早めに出てくるキリガは他にもいろいろいそうです。


ホシオビしか見られません。

8か所見て回り結局2種しか得られなかった。
そして2週目にはほとんどのキリガがいなくなっていました。
今日は6時半までが活動時間なのかもしれません。

トラップを回収しながら撤退。

するとアサダかな?樹皮にコキノコムシの仲間を見つけた。


ゆっくりと動いています。
とりあえず調べるため採集。

するともう一頭別のアサダ?の木で同じコキノコムシを見つけました。
トラップを仕掛けた木で2個体。
偶然すぎます。
トラップに来ているという気配はありません。
この時期に活動している種類ということだと思います。


フタオビコキノコムシ
以前5月くらいにキノコで採集したことがあります。
しかしすごい種ですね。


トラップの回収は進み、これで最後。
行ってみると大きなキリガが来ていました。


時間は6時51分。
他のキリガが見られない時間にいきなり現れた大型キリガ。
しかもまだ吸っています。


翅に傷?いや翅の畳み方がいつもと違うだけでした。
現場ではキバラモクメキリガだと信じて疑わなかったが、自宅で調べると別種のようでした。
調べてみるとアヤモクメキリガというキリガでした。
嬉しい初見種です。

褐色で木目状の翅、環・腎状紋の2重の縁取り、外縁付近の2本の黒条などで同定。
キバラモクメキリガとは亜外縁線外側などの特徴も違います。


上から
前胸の毛が紺色です。



色々な植物に付き、木本よりも草本よりのキリガだという。


・この日見られた昆虫
ホシオビキリガ×9
テンスジキリガ×1
アヤモクメキリガ×1
フタオビコキノコムシ×2

回を重ねるごとに種数個体数とも増えています。
でもまだまだ少ないですね。
アヤモクメキリガはまた見てみたいキリガです!


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

エゾコヤガ、シラクモヤガ

$
0
0
似た2種のコヤガ、ヤガ。

中室の大きめの黒色紋が台形だったらシラクモヤガで、台形以外なのがエゾコヤガというのが識別点の一つです。
また、シラクモヤガはエゾコヤガよりも外縁部の褐色紋が広く大きい。
等々違いがあります。

少し似た種にナカキマエモンコヤガもいるが、亜外縁部に3個の小黒点がないことで、今回の2種とは区別できます。


エゾコヤガ 2012年7月19日 平取町



エゾコヤガ 2012年7月25日 札幌市清田区



シラクモヤガ 2012年7月19日 平取町

シラクモヤガはシラクモコヤガがコヤガ亜科からキリガ亜科に移動し、和名がシラクモヤガになった。
コヤガ亜科のエゾコヤガとキリガ亜科のシラクモヤガが似通っているとは、蛾の世界は複雑ですね。
余談ですが、マダライラガ類は今回の2種に模様が似ていて面白いです。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

コテングコウモリ

$
0
0
去年の春先、大きな物置の中で休んでいるコテングコウモリを見つけた。
以前死骸を見つけたとこはあるが、生きているコテングは初めて。

秋田へ行ったとき川上でたくさん飛んでいるアブラコウモリを夜に観察したことがあり、興味を持ったので嬉しい出会いであった。


コテングコウモリ 2014年4月2日 苫小牧市
いくら近づいてもピクリともしません。
毛の中に粒状の茶色い物体が沢山ついています。
ダニでしょうか?


背中から


鼻が左右筒状になっていてそれぞれ外側を向いている。
この特徴はテングコウモリと同じだが、本種は背面の毛が一様に明るい茶色なのに対してテングコウモリは背面の毛が灰褐色で銀または金色の光沢を持つ差し毛を含んでいることで識別することができる。
また前腕に対して前肢第1指が長めである。
耳は卵円形。


手と大きさ比べ


少しでも引っかかる場所があれば安定するようです。

クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

自宅の昼間のシャクガ

$
0
0
自宅で見つけた昼間行動するシャクガの仲間。(札幌市厚別区 庭)


トンボエダシャク 2012年7月23日
日中たまに飛んでいるのを見ます。
玄関フードに入ってきたのでたまたま写すことができた。
ヒロオビも交じっているのか気になります。



ウメエダシャク 2012年7月30日
当時も載せた画像。
ウメ以外にも色々な木本に付き、害虫扱いもされている。
しかしこれ以来本種との出会いはない。



シロツバメエダシャク 2009年7月14日
オンコに付く。
自宅にオンコの木は沢山あるので産卵場所には困らないだろうと思う。
しかし自宅では3度しか確認していない。
なかなか綺麗なシャクガで、なんちゃってオオミズアオという感じにも見えます。



ツマキシロナミシャク 2012年7月14日
サルナシに付く。
2012年は本種が多くて多くて、庭でもよく見かけるほどだった。
当たり年ですね。
蛾は種類が多いので、毎年なんかかんかが当たり年に当てはまるのでしょうね。



ツマキリエダシャク 2012年5月26日
これは昼行性ではないですね。
しかしモンシロツマキリエダシャクは昼間の蛾のように日中でもたくさん飛んでいます。
一応昼間自宅で撮ったモンシロツマキリエダシャクの写真があるのだが、ボロボロ個体なのでかわりにツマキリエダシャクを載せます。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

白っぽい春キリガ

$
0
0
過去に写した春キリガたち。
過去の記事を見直すとちゃんとした写真がないキリガたちが多かったので張り直しも兼てアップします。
春キリガが羽化する時期まであと一か月弱くらい。
楽しみですね~


カバキリガ 2013年5月5日 札幌市清田区
しっかりした色彩の個体。
春キリガの代表種。
ちなみに春の糖蜜の代表種はもんくなしのホシオビキリガ。



カシワキリガ 2012年4月30日 札幌市清田区
小さめのキリガ。



カシワキリガ 2011年5月21日 札幌市清田区
黒紋のない個体。



アカバキリガ 2012年4月27日 札幌市清田区
すっきりした模様のキリガ。



スモモキリガ 2011年5月5日 札幌市厚別区
スモモキリガは多い種なのにこの年以来撮影していないことが判明。
今年の撮影目標の一つになった。



ミヤマカバキリガ 2012年4月25日 札幌市厚別区
何度か見ているが手乗せばかりだったので普通に撮った写真があって一安心。
稀でもないけど今日紹介した中では一番見難いキリガ。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

茶色っぽい春キリガ

$
0
0
茶色っぽい春キリガ。
すべてその年羽化の新鮮組。


ホソバキリガ 2011年4月27日 札幌市厚別区
新鮮組筆頭。
小型種でもクロミミキリガ、クロテンキリガと似ていてミヤマカバキリガも絡んでくることがある同定の難しいキリガ。



ブナキリガ 2013年5月9日 厚真町
亜外縁線がまっすぐかそれに近いというのが本種の立派な特徴。
環状紋と腎状紋がくっつきそうです。
ちなみにブナキリガの前翅長は15~16mm。ホソバキリガは16~19mm。



チャイロキリガ 2012年4月30日 札幌市清田区
茶色といってしまうのがもったいない赤茶のキリガ。



チャイロキリガ 2013年5月9日 厚真町
各紋が明瞭な個体。
これを見てしまったら清田区の方のチャイロキリガはのっぺらぼうに見えてしまいます。



アオヤマキリガ 2012年4月26日 札幌市南区
全体に茶色っぽい。
日中に居残り組を撮るとフラッシュをたかなくてすむので撮影に都合がいい。



アオヤマキリガ 2012年5月6日 日高町
夜、だただた暴れるアオヤマキリガ。
結構がっちりした体です。



スギタニキリガ 2012年4月27日 札幌市南区
触覚が遊んでいる。
今年の撮り直し候補。

他にもクロミミキリガなどいるがそれらはこのブログ内の検索でお願いします。
でも未見種ももちろんあります(^^;;


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

糖蜜トラップ第4弾

$
0
0
糖蜜トラップ第4弾。
この日は暖かく日中は7度もあった。

6時5分出発。
場所は以前と同じ。
気温2℃、風はほとんどなし。
いいコンディションです。


ホシオビキリガ
暖かいだけあって以前より集まりがいい。



活動的です。
この下にもホシオビが2頭。



不明キバガも糖蜜を吸っています。
以前も見たが、今回は撮影することができた。
あおもり昆虫記で紹介されているホソハイジロキバガに似ています。
でも似た種がいそうなのでキバガの仲間ということで。



テンスジキリガもいます。


色違い。


テンスジキリガは来てくれてありがたいけど、ミヤマオビやカシワオビが見たいなぁ~



ハマキガの一種
糖蜜トラップとは別の樹皮で発見した。



ホソアトキリゴミムシの一種
カラマツの幹にいました。
ゴミムシが越冬から目覚めたのでしょうか。
クモもよく見られました。



カバイロミツボシキリガ
今回のシーズン初物はこの種のみ。
翅にキズはないが、秋見た時より随分色あせている。

6時20分まででそれ以降は僕の存在に気付いて逃げたからかガクッと数が減りました。
しかしその後エゾミツボシキリガが来ました。
しかし僕が撮ろうとすると逃避。
しかしもう一度来てくれました。
でもまた逃がす。

キリガは振動や光によく反応するので、僕が気づくよりも先に逃げたものもいたはずです。


・この日見られた昆虫
ホシオビキリガ×30以上
テンスジキリガ×3
カバイロミツボシキリガ×1
エゾミツボシキリガ×1
ホソハイジロキバガ?の仲間×1

ハマキガの一種×1
ホソアトキリゴミムシの一種×1

ウスアオキリガとウスミミモンキリガが見たいですね。
ウスミミモンは食樹的に今回の場所では難しそうです。
自転車が使えるようになったら別の場所でも糖蜜をやろうと思います。

夏キリガたち~

$
0
0
夏キリガたちも案外色々いますね。
夏に出る~キリガとつく仲間たちです。


イタヤキリガ 2013年8月23日 札幌市厚別区
夏キリガでは最も目につく種類。
そして夏キリガといえばこの色ですね。



イタヤキリガ 2013年8月1日 札幌市厚別区
自宅横の空き地にあるシラカバの若い木の葉についていた。
身近でもあります。



キシタキリガ 2011年8月19日 札幌市厚別区
イタヤキリガに似る。
内横線がカーブを描いていることが多いがまっすぐものものいるらしく、本種は後者なのでもしかしたらと思い悩みました。
前翅は殆ど赤みを帯びない。



ニレキリガ 2010年8月6日 帯広市
次に紹介するミヤマキリガに似ているが本種は、内横線の前縁付近で直角にS字に曲がり、外横線の前縁付近に白斑がある。
写真の個体は確認しずらいですがこの時以来出会いがありません。



ミヤマキリガ 2013年9月25日 札幌市厚別区
夏キリガといっても秋にも見られる。
ミヤマキリガは結構見ました。



ミヤマキリガ 2012年8月12日 札幌市厚別区
黒っぽい個体。



ナシキリガ 2011年7月23日 当別町
未見だと思っていたが、未処理フォルダの中にポツンと置いてありました。
まさに棚から牡丹餅という感じです。

内横線はやや不明瞭ながらもふたつ山があるように折れ曲がっているのが特徴。



シラホシキリガ 2011年8月11日 胆振地方
こちらも少なくない印象。
前縁の色の乗りがいいキリガ。



シラオビキリガ 2011年7月31日 札幌市厚別区
美しい色合いの小型キリガ。



シラオビキリガ 2012年8月7日 札幌市厚別区
薄い個体。
こういう個体が多いので鮮やかな個体に出会うと嬉しいです。



ヤンコウスキーキリガ 2010年8月6日 日高町
美しいキリガ。
蛾好きなら憧れる種。
北海道には各地に分布しているが、本州ではなかなか見られない珍しいキリガ。
写真の個体の上翅には円グラフが図示されているように見えるのが面白い。



マダラキボシキリガ♂ 2012年7月26日 札幌市厚別区
小さいキリガ。
白丸が特徴のオス。



マダラキボシキリガ♀ 2011年9月16日 札幌市厚別区
メスはオスと違って白っぽい。
斑紋は薄かったり濃かったりする。



ヤナギキリガ 2011年9月8日 北広島市
エレガントな感じのキリガ。
模様が荒い。
食樹はイヌコリヤナギ。
付近にはそれっぽいのが生えていた気がする。



ドロキリガ 2012年8月27日 札幌市厚別区
ドロノキに付く。
しかし本種を見つけた場所付近でドロノキに心当たりがない。
しかし同じ属のポプラなら生えているので、ポプラから発生したのかもしれない。

個人的にはヤナギキリガの方が見る機会が多い。
ドロキリガはこの一度のみ。



ウスシタキリガ 2013年8月19日 札幌市厚別区
夏キリガの大型種。
他とは雰囲気が違いますね。

夏キリガは、他に名の知れた種にミカヅキキリガがいるが僕はまだ見ていません。
それにヒメミカヅキキリガにエノキに付くシマキリガも未見です。
フタスジキリガは北海道南部に分布していますがこちらも未見。

ミカヅキもヒメミカヅキもハルニレに付くので、ハルニレの多い林でライトトラップでもやりたいですね。

あとコヤガからキリガに名前変更されたタデキリガとビロードキリガの2種についてもキリガつながりで明日紹介します。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

タデキリガ、ビロードキリガ

$
0
0
ダデコヤガ、ビロードコヤガはコヤガ亜科からキリガ亜科に移動、共にタデキリガ族となりました。
従って和名はタデキリガ、ビロードキリガになりました。


ダデキリガ 2013年7月17日 斜里町
タデ属、ギシギシ属、セイヨウヒルガオ属の草本に付く。
色彩にメリハリがあっていいですね。



ビロードキリガ 2011年7月24日 札幌市厚別区
シソ科のナギナタコウジュ、ハッカに付く。
タデキリガより少しだけ大きい。

共に年2化らしい。


夏キリガの一員が増えました。
何か嬉しいです。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

キ、ノコメキ、ケンモンキ

$
0
0
タイトルでキシタバの事だと気づけた人は絶対に蛾好きです。

最近蛾の記事が多いけど今まで撮りためたものが爆発してる感じです\(^o^)/

シタバガの仲間は他の蛾よりも真っ先に逃げ出してしまいます。
立派な色をした後翅は何のためにあるのでしょうか。
威嚇してきた進化の証ではないのでしょうか。
だったらすぐに逃げないで僕を後翅で威嚇してくれ。その方が撮りやすいから!

前はマメキシタバとコガタキシタバを載せたので今回は他の3種。


キシタバ 2012年8月9日 北広島市
近所の土場の隙間に隠れていた。



キシタバ 2012年9月26日 札幌市厚別区
近所の駅に来ていた。
相当暴れたのかスレスレ個体だが、案外後翅は綺麗だった。
大事にしているのでしょうね。



ノコメキシタバ 2014年7月21日 苫小牧市
ハイモンキシタバだと思って撮ったけどノコメの方だった。
ここではコガタキシタバも見ている。
本種はウトナイ湖や北大研究林でも記録されています。
苫小牧は札幌では見難い蛾がいろいろいそうですね。

写真の個体は右触覚が途中で千切れています。
なので右触覚がちょうど隠れるようにフラッシュの光で白飛びさせたのです。
すると右触覚があるかのようにごまかせるので都合がいいのです。
ずるいやり方ですがこれがなかなか難しい。

今まで蛾を撮ってきて、バックがしろとびしていてダメダメな写真が多かった。
こういう時は少し斜め上から撮れば背景の反射を無くせるのでマシになります。
去年のウスタビガ撮影の時はニスの塗ってある壁だったのでかなり意識して撮りました。
壁だけではなく蛾の翅も例外ではありません。
リンク先の記事では、ウスタビガの窓に光りが反射している写真もあります。
折角出会った蛾なのだから少しでも見栄えよく残せたらなと考えています。



ケンモンキシタバ 2013年8月30日 恵庭市
本種は何度か撮り逃していて悔しかった思い出がある。
しかしこの個体は違いました。
なんだかんだ言ってしつこくしつこくちょっかいをかけつづけたら、向こうが折れて翅を開いてくれる様です。
後翅は最終手段として出し惜しみしているようです。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

草に付くヤガ

$
0
0
モクメヨトウの仲間は草に付くようです。
広い林縁草原などでライトトラップをしてみたいですね~


スジグロモクメヨトウ 2011年7月18日 当別町
この日2頭確認。
オオイタドリに付く。
林縁など木の近くで見ることの多い植物なので、成虫はこの色彩でも問題ないのだろう。
例によってシロスジっぽい線がある。
いや、これは無理があるかな。



モクメヤガ 7月15日 斜里町
タンポポ、クローバー、ギシギシ、オオバコと名の知れた雑草が食草に含まれている。
相当な普通種かと思いきや自宅には飛来したためしがない。
普通に見られる多い蛾なことは変わりないが、そこまで都市空間に対応してはいないようです。

ちなみに以前載せたアカモクメヨトウも草に付く仲間です。



モクメヤガ 2012年9月2日 札幌市厚別区
草にしか付かないのにモクメ模様。
でも枯草にも対応してそうな感じ。

みん蛾にはヨトウガ亜科で紹介されているが、保育社と北隆館の図鑑(共に昭和40年初版)ではカラスヨトウ亜科と紹介され、いずれも和名はモクメヨトウと記載されています。
ところが2011年初版の学研の標準図鑑ではモンヤガ亜科になっており、和名もモクメヤガでの記載でした。
名前の横には(新称)と書いており、モンヤガ亜科に移動したため和名も変えたとのこと。



テンオビヨトウ 2011年7月13日 北広島市
イネに付く黄白色のヨトウガ。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

庭にツグミが来てくれています

$
0
0
カラスがナナカマドの実のフサを嘴でちぎって沢山落とします。
大体は人に踏まれてしまいますが、それをたくさん拾って庭のプラムの木にひっかけています。
するとツグミが来てくれます。
結構前の話ですが出しそびれです^^;


2月1日 札幌市厚別区
写真のツグミは脇あたりの黒斑がオレンジっぽくなっています。
先祖にハチジョウツグミがいるとか、クウォーターとかそんな感じ?


シメも来ますがツグミがいてなかなか近づいてきません。


ツグミが木から落ちた房をよく食べていました。
しかし、何故か木から離れて家の方まで歩いてくる個体がたま居ます。
家の壁伝いにツグミのものと思われる足跡もたくさんついていて不思議でした。

プラムに設置するナナカマドの実はビニール袋にストックし、それを植木鉢と壁の間に挟めておいていました。
とある日、実が少なくなっていたのでストックしている実を出そうとストックを確認すると悲惨なことになっていました。

見事なまでに袋からフサが出され食いつくされたフサや糞が散乱しています。
ツグミはここまで器用な野鳥だとは…
侮っていました。
家の周りの足跡もナナカマドの実を探してついた物もだったのですね。



しかしツグミというのは憎めない存在です。
とてもかわいいです。
でも天敵がいます。


愛犬ショウです。
得意げに見張っています。
昼寝をしていてよく見逃しますが、庭の番人です。
いつもツグミに勝っています。
せっかく来てくれたツグミに失礼です。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

ウスクモ、クワ、キタウンモン

$
0
0
タイトルはエダシャクの事です。
ウスクモエダシャク、クワエダシャク、キタウンモンエダシャクです。
→だんだん黒っぽくなっていきます。


ウスクモエダシャク 2010年6月12日 札幌市厚別区
北海道の個体は白っぽいのでしょうね。



クワエダシャク 2012年8月11日 札幌市厚別区
焦げ模様。
名の通りクワに付きます。
黒線がまるで下書きのように見えます。



キタウンモンエダシャク 2011年7月14日 札幌市厚別区
柱のさびに見事に溶け込んでいます。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

糖蜜トラップ第5弾

$
0
0
3月16日。
今日は非常に暖かい日でした。
日の当たる壁ではクロヤマアリが活動していました。
まるで春のです。

午後6時過ぎ、気温4度、微風。
場所は前回と同じ広葉樹林と今回はカラマツ林にも仕掛けた。
見回りスタート。


ホシオビキリガ
沢山。


テンスジキリガ
今回はこちらも沢山。



エゾミツボシキリガ
10頭くらい?
これだけ来てカバイロの方はゼロ。
それだけカバイロは少ない様です。



テンスジに交じってミヤマオビキリガが出てきてくれました。
このキリガはフラッシュが反射して鱗粉の色が飛んでしまうことが多いのでいい写真がありませんでした。
今回撮り直しできてよかったです。



エゾミツボシキリガ、ヒラタマルハキバガの一種、テンスジキリガ、ホシオビキリガ
上の方に写っているガガンボは、今回から見られるようになりました。





不明キバガも糖蜜に集まる。
この2頭は別種?



カタハリキリガ
実は初見。
嬉しいです!
今まではナカグロホソキリガばかり見ていました。
ナカグロとは翅の質感が少し違って見えます。
特徴としては、前翅の後角に黒点があるのがカタハリキリガ。



カタハリキリガとホシオビキリガ
非常に仲良し。



ホシオビキリガとテンスジキリガ
並ぶと体系の違いがわかります。



モンハイイロキリガ
時間は7時18分、最後にカラマツに仕掛けたトラップに来ていた。
この木には一緒にホシオビキリガ、テンスジキリガ、エゾミツボシキリガも見られた。
広葉樹林で仕掛けたトラップは時間が来てガラガラ。
でもカラマツ林に仕掛けたトラップ数個にはまだ蛾がよく来ていました。


・この日見られた昆虫

ホシオビキリガ沢山
テンスジキリガ沢山
エゾミツボシキリガ×10頭くらい?
ミヤマオビキリガ×1
カタハリキリガ×1
モンハイイロキリガ×1
ヒラタマルハキバガの一種×3
細長いキバガの一種×3
ガガンボの一種×3

前回よりキリガが1種多い。
個体数も増えました。

今回は6時後半から風が強くなって糖蜜を浸したティッシュが旗のようになびいてしまった。
こうなってはキリガが来ないのでそこが一番の反省点。
何はともあれ初見種を追加できたのが嬉しい回となりました。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

オオシラホシヨトウなど

$
0
0
ヨトウガ3種。





オオシラホシヨトウ 2010年7月19日 札幌市厚別区
玄関に飛来したスレスレ個体。
立派な大型種でもこうなってしまっては魅力は感じない。



オオシラホシヨトウ 2011年7月19日 札幌市清田区
丁度一年後にスレスレではない個体と出会うことができました。
かっこいいです。



シロスジアオヨトウ 2011年6月16日 札幌市清田区
アオバハガタヨトウ的な感じを受ける。
渋い緑色で地味な印象。



フタテンヒメヨトウ 2011年6月22日 北広島市
年2化で4~6月と7~9月に出現するらしい。
北海道ではもっと遅いと思う。



フタテンヒメヨトウ 2011年7月19日 札幌市清田区
環状紋が小さい。
本種はヒメヨトウ亜科で他にはモンオビヒメヨトウ、キクビヒメヨトウ、ウスムラサキヨトウなどもいるがブログ内検索でお願いします。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村

北海道の大型のオニグモ

$
0
0
北海道で見られる大型のオニグモの仲間。
アカオニグモやキバナオニグモなどの寒冷地性の種や、地衣類に擬態する種など個性があって面白い。


オニグモ 2014年8月1日 苫小牧市
最も良く見られるオニグモで、稀に室内に侵入してくることもある。
写真の個体は特大で3センチほどもあった。
外灯の横で網を張っているのをしばしば見かける。



ヤマシロオニグモ 2010年7月23日 北広島市
夏の終盤あたりから見られる。
森縁に生息しているが、人家の庭でも普通に見られる。


ヤマシロオニグモ 2011年8月20日 北広島市
あまり見られない赤みのない個体。



アカオニグモ 2011年10月7日 札幌市清田区
こちらも夏の終わりに出てくる美しい草原のオニグモ。
わりと身近に見られる。
メスは成熟すると腹部が赤くなる。


アカオニグモ 2011年8月18日 札幌市清田区
未成熟は芋の色。


アカオニグモ 2010年8月30日 北広島市
上の写真はメス、そしてこちらはオス。
オスは成熟しても腹部が赤くならない。



キバナオニグモ 2010年6月20日 北広島市
草原のクモ。
クジャクチョウなどのように、本州では高原の種が北海道では平地で普通に見られることは誇らしいことだと感じています。


キバナオニグモ 2014年5月15日 苫小牧市


キバナオニグモ 2010年7月19日 北広島市
こちらはオス。



イシサワオニグモ 2010年9月30日 札幌市厚別区
こちらも本州では標高600メートル以上の山に多いという。
北海道では普通だが、アカオニやキバナオニよりは少なく感じる。



ヤマオニグモ 2010年7月4日 江別市
黒い大きなクモ。
なかなか見ない感じ。



ヤエンオニグモ 2014年7月15日 苫小牧市
荒地に網を張っていた立派なクモ。



キザハシオニグモ 2012年7月12日 札幌市厚別区
腹部の白線が特徴的な種。
2センチ台の種を紹介している中で、本種は1センチに満たないがなかなか立派で見劣りしない。



コケオニグモ 2013年6月21日 恵庭市
林の中にいた地衣類に擬態した美しいオニグモ。
個体数が少なく見つけるのが大変。
地衣類は美しいとは思ったことがない。
しかし地衣類に近づけば近づくほどこのクモは美しく見える。
不思議な魅力があります。


クリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村
Viewing all 1228 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>