畑など開けた場所を中心によく見るHarpalus属の仲間たち!
この仲間は基本的に足が黄褐色です。(例外あり。)
北海道には※8種類が分布しています。
初夏などよりも夏の中盤から終わり頃に多くなっていくようです。
※北海道でミカゲゴモクムシが見つかっているらしいですが、従来はいない種とも聞いており詳細は不明で今回は割愛させていただきます。(僕は未見です…)
上翅に毛がある4種
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●ケウスゴモクムシ 2014年10月6日 苫小牧市
草原、畑など開けた場所ならどこでも多く最も普通に見られる。
8月頃から特に多くなり、上翅に毛のある奴は大体こいつ。
ヒメケゴモクムシに似る。
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全てケウスゴモクムシ。
沢山捕れてしまいます。
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●ヒメケゴモクムシ 2014年5月15日 苫小牧市
林縁の側溝にて。
近似種のケウスゴモクムシと時期でぶつからないためでしょうか、僕が採集したのは初夏に確認した写真の1個体のみです。
★ケウスゴモクムシとヒメケゴモクムシの識別点
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上ケウスゴモクムシ 下ヒメケゴモクムシ
ケウスゴモクムシは頭楯の端に1対の長毛のみなのに対し、ヒメケゴモクムシは頭楯の端に1対の長毛に加え内側にも数本の毛があることで区別することが出来る。
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●オオズケゴモクムシ 2014年6月16日 苫小牧市
前2種よりも一回り大きく、頭でっかちだったら大体本種。
複眼後ろに数本の毛があるので見分けられる。
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左2014年6月16日 苫小牧市 右2014年5月15日 苫小牧市
秋よりも夏場によく見る印象。
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●ケゴモクムシ 2014年9月8日 苫小牧市
オオズケゴモクムシよりもさらに一回りかそれ以上大きく、大きさですぐに本種だと分かる。
前胸背板は全面に点刻があるのが前3種との見分け方。
林縁で見るが他の種よりは多くないという印象。
しかし石狩の河口付近の砂地ではよく見られた。
上翅に殆ど毛がない3種
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●クロゴモクムシ 2013年9月17日 札幌市厚別区
夏の終盤から現れる印象。
前胸後角は角ばってます。
写真の個体が赤いはテネラルだから。
よく見る種。
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●ニセクロゴモクムシ 2015年10月5日 札幌市厚別区
林縁の側溝にいました。
近似のクロゴモクムシよりも光沢が強い。
詳しくは後胸側板で見分けます。
個体数は少ないようです。
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●ウスアカクロゴモクムシ 2014年7月23日 恵庭市
この日Pseudoophonus亜属の仲間では本種のみが数個体飛来していた。
上翅に毛がない種で、前胸背板後角がまるいのは本種のみ。
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左:同じ場所にて別個体 右:2015年8月11日 北広島市
よく見られます。
上翅は端っこにのみ毛をもつ種
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●コゴモクムシ 2014年8月7日 札幌市厚別区
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自宅の庭で何気に採集し展足、同定作業に取り掛かる時他のゴモクムシとは違う強い光沢を放っていたことに気づいた。
なんで展足までのプロセスでこの違和感に気づかなかったのか不思議でした。
★コゴモクムシの特徴
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前胸背板の後角が尖っている。(クロゴモクムシもニセクロもそうですが。)
今回紹介した中で上翅は端っこにのみ毛をもつのは本種だけ。
資料を提供していただいた方のおかげで同定することが出来ました。(素人同定なのでミスがあるかもしれません。あしからず)
ありがとうございました。
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この仲間は基本的に足が黄褐色です。(例外あり。)
北海道には※8種類が分布しています。
初夏などよりも夏の中盤から終わり頃に多くなっていくようです。
※北海道でミカゲゴモクムシが見つかっているらしいですが、従来はいない種とも聞いており詳細は不明で今回は割愛させていただきます。(僕は未見です…)
上翅に毛がある4種

●ケウスゴモクムシ 2014年10月6日 苫小牧市
草原、畑など開けた場所ならどこでも多く最も普通に見られる。
8月頃から特に多くなり、上翅に毛のある奴は大体こいつ。
ヒメケゴモクムシに似る。

全てケウスゴモクムシ。
沢山捕れてしまいます。

●ヒメケゴモクムシ 2014年5月15日 苫小牧市
林縁の側溝にて。
近似種のケウスゴモクムシと時期でぶつからないためでしょうか、僕が採集したのは初夏に確認した写真の1個体のみです。
★ケウスゴモクムシとヒメケゴモクムシの識別点

上ケウスゴモクムシ 下ヒメケゴモクムシ
ケウスゴモクムシは頭楯の端に1対の長毛のみなのに対し、ヒメケゴモクムシは頭楯の端に1対の長毛に加え内側にも数本の毛があることで区別することが出来る。

●オオズケゴモクムシ 2014年6月16日 苫小牧市
前2種よりも一回り大きく、頭でっかちだったら大体本種。
複眼後ろに数本の毛があるので見分けられる。


左2014年6月16日 苫小牧市 右2014年5月15日 苫小牧市
秋よりも夏場によく見る印象。

●ケゴモクムシ 2014年9月8日 苫小牧市
オオズケゴモクムシよりもさらに一回りかそれ以上大きく、大きさですぐに本種だと分かる。
前胸背板は全面に点刻があるのが前3種との見分け方。
林縁で見るが他の種よりは多くないという印象。
しかし石狩の河口付近の砂地ではよく見られた。
上翅に殆ど毛がない3種

●クロゴモクムシ 2013年9月17日 札幌市厚別区
夏の終盤から現れる印象。
前胸後角は角ばってます。
写真の個体が赤いはテネラルだから。
よく見る種。

●ニセクロゴモクムシ 2015年10月5日 札幌市厚別区
林縁の側溝にいました。
近似のクロゴモクムシよりも光沢が強い。
詳しくは後胸側板で見分けます。
個体数は少ないようです。

●ウスアカクロゴモクムシ 2014年7月23日 恵庭市
この日Pseudoophonus亜属の仲間では本種のみが数個体飛来していた。
上翅に毛がない種で、前胸背板後角がまるいのは本種のみ。


左:同じ場所にて別個体 右:2015年8月11日 北広島市
よく見られます。
上翅は端っこにのみ毛をもつ種

●コゴモクムシ 2014年8月7日 札幌市厚別区

自宅の庭で何気に採集し展足、同定作業に取り掛かる時他のゴモクムシとは違う強い光沢を放っていたことに気づいた。
なんで展足までのプロセスでこの違和感に気づかなかったのか不思議でした。
★コゴモクムシの特徴

前胸背板の後角が尖っている。(クロゴモクムシもニセクロもそうですが。)
今回紹介した中で上翅は端っこにのみ毛をもつのは本種だけ。
資料を提供していただいた方のおかげで同定することが出来ました。(素人同定なのでミスがあるかもしれません。あしからず)
ありがとうございました。
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